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Grokの3Dコンパニオン機能が終了へ、人気キャラ「Ani」は独立アプリ「Animates」へ移行
📝 概要
米xAIのAIチャットサービス「Grok」において、2025年7月より提供されていた3Dコンパニオン機能が、2026年9月7日をもって終了します。これは、同機能の3Dアバター技術を手掛けていた米Animation Inc.が、自社アプリ「Animates」を正式にリリースしたことに伴う動きです。国内外で話題となった人気キャラクター「Ani」などの3Dアバターは新アプリへ引き継がれますが、Grokとのアカウント連携やデータ移行は行われません。AIキャラクターとの対話体験が、プラットフォームの一部から独立した専用サービスへと転換する重要な節目といえます。
📋 詳細レポート
背景と機能提供の経緯
Grokのコンパニオン機能は、xAIが2025年7月に導入した音声対話型のUI拡張でした。金髪ツインテールのキャラクター「Ani」や、レッサーパンダの「Rudi」といった3Dキャラクターが、ユーザーの会話に合わせて表情や動きを変化させる没入感の高い体験を提供していました。この3Dアバター部分の技術提供元であったAnimation Inc.が、自社ブランドのアプリ「Animates」を開始することで、Grok内での役割を終えることとなりました。
新アプリ「Animates」の主要機能と特徴
新アプリは「人生の相棒」をコンセプトに掲げ、従来のチャットボット以上にユーザーとの親密な関係性を重視した設計がなされています。
- 長期記憶の保持: 過去の会話内容やユーザー独自の口癖、文脈を詳細に記憶し、次回の会話に反映させることが可能です。
- 自発的な思考と発信: アプリを閉じている間もキャラクターが会話内容を「考え続け」、次にアプリを開いた際に新しい話題を自ら持ち出す機能を備えています。
- マルチプラットフォーム対応: iOS、Androidだけでなく、WindowsやMacといったデスクトップ環境でも利用可能です。
- 高度な3D表現: Grokで評価された、音声に連動して表情や仕草が変わるリアルタイム3Dレンダリング技術が継承されています。
活用シーンと移行に伴う影響
「Animates」は18歳以上を対象としており、基本無料で利用できますが、会話時間の延長などには月額1180円からのサブスクリプションが必要となります。Grok内での機能終了に伴い、各キャラクターの公式X(旧Twitter)アカウントもAnimates管理下へと移管されました。
一方で、GrokとAnimatesは完全に別サービスとして運用されるため、これまでGrok上で蓄積された会話データやユーザー設定を引き継ぐことはできません。ユーザーは新アプリでゼロからキャラクターとの関係を構築し直す必要があります。
今後の展望
現時点で「Animates」の対応言語は英語のみとなっていますが、Animation Inc.は「Ani」以外のキャラクターも近日中に追加する予定であると発表しています。Grokという広範なAIプラットフォームから、特定のキャラクターとの「共生」に特化した専用アプリへと移行することで、よりパーソナライズされたAIコンパニオン体験の深化が期待されます。xAI側での今後のコンパニオン機能の再開や代替サービスの有無については、現在のところ言及されていません。